刀水歴史全書14



天領佐渡1
天領佐渡 (全3巻)
(1)村の江戸時代史(上)品切
(2)村の江戸時代史(下)
(3)島の幕末


田中圭一著


(1)定価: 本体2000円+税 品切
  1985年4月刊
  ISBN4-88708-061-1
  四六判 275頁


(2)
定価: 本体各2000円+税 在庫あり
  1985年6月刊
  ISBN4-88708-062-X
  四六判 277頁

(3)定価: 本体2330円+税  在庫あり
  1992年8月刊
  ISBN4-88708-063-8
  四六判 280頁

天領佐渡2
天領佐渡3
戦国末〜維新のムラと村ビトを一次史料で具体的に追求し,天領の政治と村の構造に迫り,江戸〜明治の村社会と日本を発展的にとらえる。民衆の活躍する江戸時代史として評価され,新しい歴史学の方向を示す
【主要目次】
天領佐渡(1) 村の江戸時代史 (上) 「品切」
序 章 天領佐渡−村から歴史を見る−
第2章 村殿と殿原−戦国末期の村−
第3章 中使・殿原の村−近世初期の村−
第4章 名主・惣寄合の村−近世村の成立−
第5章 荻原重秀と元禄検地−唯一の実測検地−
第6章 島の正徳の冶−村方騒動の時代−
第7章 島の享保の改革
第8章 寛延の一国越訴−長百姓体制の崩壊−
第9章 宝暦の飢饉−人災としての飢饉−
第10章 宝暦の改革−開明的な地役人の思想−
第11章 一揆せぬ村−海府−

天領佐渡(2) 村の江戸時代史(下)
第12章 明和の一揆−たった一人の犠牲者−
第13章 金銀山の経済−江戸初期の生産と流通−
第14章 請座と国産−国産自給策の登場−
第15章 佐渡と松前−外にひらかれた島人の眼−
第16章 天明から寛政へ−貧窮へいたる道−
第17章 島の化政期−天保一国騒動の前提−
第18章 天保の一国騒動−反動の時代−
第19章 冒険商人と企業家−島に生まれた国益の思想−

天領佐渡(3) 島の幕末
序 章 天保一国騒動あとがき−百姓は語る−
第2章 消費文化の波−時代の転換−
第3章 村の商品生産−海山の生産共同体−
第4章 在郷地主商人と小前百姓−団結から抗争へ−
第5章 百姓の能−島の文化(1)−
第6章 回船の村の蘭学−島の文化(2)−
第7章 村を動かした人びと−新時代の胎動−
第8章 「口説き節」と『浮世噺』−幕末の世相−
第9章 維新前夜−変革を待つ社会−
第10章 佐渡の明治維新−対岸の火事−
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